2学期を迎えるにあたり ~生徒指導主任より~
長い夏休みを終え、いよいよ2学期が始まります。皆さんの胸中はいかがでしょうか。
先生は、また君たちに会える喜びと同時に、少し不安な気持ちもあります。新型コロナウイルス感染症の拡大、それに、また忙しい日々が始まってしまうなぁと。
夏休みの40日間は、どうしてこんなにも短く感じてしまうのでしょう。家族と過ごしたり、好きな部活に没頭したり、趣味を楽しんだり。
大人だって、そんな風に思います。まだ、子どもの君たちも同じ気持ちになっている人も多いのではないでしょうか。先生も、子どもだった頃は君たちと同じように夏休みを謳歌していました。海に行ったり、キャンプをしたり、思いっきり野球に打ち込んだり。夜更かしをして朝寝坊して、親に叱られたこともありました。そんな楽しい時間の終わりを告げる8月31日はいつも元気が売りの先生だって、パワーダウンしていたような記憶があります。
学校は楽しいこともたくさんあるけれど、時にはつらいこともある場所です。勉強や部活など「やらなければならないこと」もあるのが学校です。もちろん、そうした経験を経て、みんな強くなり、たくましくなっていくものです。でも、そういうチャレンジに心折れそうになったときは、誰かを頼ってください。先生たちも、かつて子どもだった時代があります。君たちの、気持ちはよく分かるつもりです。つらいときは「つらい」と教えてください。上青木中の先生たちはいつでも、君たちに寄り添いたいと思っています。
上青木中生、一人一人にとって素敵な2学期が始まることを切に願っています。
生徒指導主任 瀬畑 孝司